シャルレプライド(シャルレで生まれた絆)

理想の子供

S特約店

初めての子供は女の子でした。
必死で小さな手足を動かす赤ちゃんだったのが、つかまり立ちを覚えよちよち歩くようになり、言葉を覚え会話ができるようになり、すくすく育つ我が子の成長が眩しかった。

子供が2~3歳のころからだったでしょうか、少しずつ私の中の「理想の子供」と私が育ててきた「現実の子供」にギャップを感じるようになりました。

弟と妹も生まれますます子育てに追われる日々となり、長女が小学校に行く頃には、子育て育児というものにはっきりと「悩む」ようになりました。
自我が強く人の言うことを聞かず自分を押し通そうとし、みんなと同じようにしようとはしない。
「人並みに」「普通に」それが私の中の「理想の子供」でした。
初めての子育てで相談する人もなく、「理想の子供」の枠の中に彼女を無理矢理当てはめようとしていたのです。
「どうしてみんなと同じように出来ないの?」口うるさく言うと反発する。
そんなイライラする毎日が続き、ほんの小さなこと些細なことが積み重なり、少しずつ大きなストレスになっていきました。
毎日彼女が帰ってくる3時が苦痛でした。

そんなある日、納品に来られたシャルレの特約店のFさんに愚痴をこぼしました。Fさんも女のお子さんを2人お持ちの子育て先輩ママさんでもあります。Fさんは「私も全く同じ悩みを持っていたのよ」と笑顔でおっしゃいました。
「子供を変えようとしてもダメよ。あなた自身が変わらないと子供は変わらないわよ」
「私はシャルレビジネスをするようになって自分が変われたの」
そんなアドバイスをもらいました。

それから、Fさんにも気にかけてもらい、徐々にシャルレの輪の中に仲間入りさせてもらうようになりました。
しかし、「自分が変わる。」言葉として理解はできても、それがどういうことなのか本質的には理解できていませんでした。
シャルレを通じて同じ悩みを持った方や、先輩ママさん、気の合う仲間などとのお話しを聞いているうちに、子育てに対する私の考え方が少しずつ変化していきました。

枠に入れなくていいんだ。私が思っていた「理想の子供」ってなんなんだろう。子供って個性の塊なんだ。のびのび育てたいと思っていたけど本当にのびのび育っているんだろうか。他人の目を気にして何もできない私はしんどい生き方をしている・・・
今までの自分を見つめ直すことができました。
そして、私には大きな勇気と決断でしたが、シャルレビジネスをスタートさせました。モノを売る自信など全くなかった。でも、それ以上に自分を変えたい。無理だったらすぐに辞めよう。そんな思いで飛び込みました。

そして、私が代理店事務所に顔を出すだけでも必ず「よく来たね~」と褒めてもらえる。他愛もないことなのに褒めてもらうその嬉しさに初めて気づき、果たして私は子供を褒めていただろうか。いつもガミガミ言うだけで子供に嬉しさを感じさせていたのだろうかと、徐々にいろんな気づきを与えられました。

シャルレを始めて一つ一つの気付きが私の心を動かしました。
「一人ひとり個性が違っていて当たり前なんだ」
少し考え方を変えるだけで毎日がすごく楽になり、子供に対する態度も変化してきました。
枠に当てはめるのではなく、彼女が彼女らしく育つためにはどうしてあげるのがいいんだろうかと考えるようになったのです。

それからは、子供にも窮屈な思いをさせることなくのびのびと育っていると実感しています。マラソン大会に10位以内に入ると自ら目標を立てて練習したり、主人と2人で富士登山に挑戦したり、絵で賞をいただいたり、自分から頑張る子供になりました。私はこの子の何を見ていたんだろう。あの時、私が愚痴を言わなかったら今頃どうなっていたか・・・

今、あの時のF特約店のように私がお客様の悩みを聞いている時がある。商品の話もそこそこに子育ての話に花が咲くことも珍しくない。自分と同じように子育てに悩んでいる方に私の体験が少しでもお役に立てればと思っています。
そして、私自身が毎日笑顔でいっぱいの人生になれるように、今シャルレを楽しんでいます。

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