乳がんとは/乳がんのセルフチェック
乳がんについて知り、月に一度のセルフチェックをしましょう。
乳がんとは
乳がんとはどんな病気?
乳がんは乳房にできる悪性腫瘍です。乳腺は乳頭から木の枝のように放射状に広がり、その先に小葉と呼ばれる母乳を作るところがあります。母乳を乳頭まで運ぶのが乳管です。乳がんの多くはこの乳管から発生します。1個のがん細胞が1cmのしこりになるまで数年から10年かかるといわれています。
乳がんの症状
代表的なものがしこりで、がんが徐々に大きくなると、しこりとしてわかるようになります。そのほか、乳がんが乳房の皮膚近くに達すると、えくぼのようなひきつれができたり、乳頭や乳輪部に湿疹やただれができたり、時にはオレンジの皮のように皮膚がむくんだように赤くなったりします。また、わきの下にしこりを感じたり、腕がむくむことも。これらの症状があっても「即がん」というわけではありませんが、乳腺の専門医を受診してください。
乳がんのセルフチェック
毎月1回セルフチェックしているうちに、自分の乳房の普通の状態がわかるようになり、異常に早く気付くようになります。
< ステップ1 >
鏡の前で、まず両腕を下げたまま、左右の乳房や乳首の形を覚えておきます。
次に、両腕を上げて正面、側面、斜めを鏡に映し、次の症状の有無を調べます。
・乳房のどこかにくぼみやひきつれ
・乳首のへこみ、湿疹のようなただれ
< ステップ2 >
あおむけに寝て、右の乳房を調べる時は右肩の下に座布団か薄い枕を敷き、乳房がたれず胸の上に平均に広がるようにします。
乳房の内側半分を調べるには、右腕を頭の後方に上げ、左手の指の腹で、軽く圧迫してまんべんなく触れてみます。
外側半分を調べるには、右腕を自然な位置に下げ、左手の指の腹で同じようにまんべんなく触れてみます。
※指先でつまむようにして調べると、異常がなくてもしこりのように感じますから、必ず指の腹で探ってください。
< ステップ3 >
右の乳房が終わったら、左の乳房も同じ要領でチェックします。
< ステップ4 >
左右の乳首を軽くつまみ、乳を絞り出すようにして、異常な液が出ないか調べます。
少しでも異常を感じたら、ためらわず専門医の診察を受けましょう。
(出典:公益財団法人日本対がん協会)
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